中村勇吾のディレクションのもと、小山田圭吾(Cornelius)が書き下ろした1つの楽曲をモチーフに9組の作家が映像や舞踊作品を制作し、“音楽建築空間”を構築するというエキシビションの会場構成。
1組+8組の作家それぞれのプレゼンテーション・テリトリーを、空間領域ではなく時間領域として捉えた。それは、各作家に空間全体を提供しダイナミックな表現を促すため。また、物質でなく現象そのものを提示する本エキシビションの特性を活かし、空間そのものをスクリーンと見立て、シアター化するためである。スクリーンの裏手では同時に、8組の作家に同条件の空間を用意。1つの楽曲にリンクした8つの“音楽建築空間”がパラレルに進行する。
バラバラでありながら1つであるというユニークさから、“全体と部分”というコンセプトを見いだした。企画と作家の関わりをインフラ整備し、最適化すること自体が会場構成となっている。
展覧会ディレクター:中村勇吾
音楽:小山田圭吾(Cornelius)
会場構成:片山正通(Wonderwall)
参加作家:稲垣哲朗、梅田宏明、大西景太、折笠 良、辻川幸一郎(GLASSLOFT)×バスキュール×北千住デザイン、勅使河原一雅、水尻自子、UCNV、ユーフラテス(石川将也)+ 阿部 舜
技術監修:遠藤 豊(LUFTZUG)
グラフィックデザイン:北山雅和(Help!)
テキスト:ドミニク・チェン
21_21 DESIGN SIGHT 企画展 「AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展」
会期 【終了】2018年6月29日(金)- 10月14日(日)
会場 21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2
休館日 火曜日
開館時間 10:00 - 19:00(入場は18:30まで)
入場料 一般1,100円、大学生800円、高校生 500円、中学生以下無料
主催 21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団
ロビー
ギャラリー1入口
ギャラリー1(稲垣哲朗)
ギャラリー1(稲垣哲朗)
ギャラリー2 大スクリーン
ギャラリー2(辻川幸一郎 x バスキュール x 北千住デザイン)
ギャラリー2(梅田宏明)
ギャラリー2(UCNV)
ギャラリー2(大西景太)
ギャラリー2(勅使河原一雅)
ギャラリー2(折笠 良)
ギャラリー/ブース側
ギャラリー/ブース側(大西景太)
ギャラリー/ブース側(水尻自子)
ギャラリー/ブース側(ユーフラテス(石川将也)+ 阿部 舜)
ギャラリー/ブース側(辻川幸一郎 x バスキュール x 北千住デザイン)
梅田宏明 ダンスパフォーマンス(8月11日)
梅田宏明 ダンスパフォーマンス(8月11日)
LIVE AUDIO ARCHITECTURE × 8(9月25日)
LIVE AUDIO ARCHITECTURE × 8(9月25日)